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クリスタの「焼き込みカラー」と「焼き込み(リニア)」は、どちらも色を暗くする合成モードです。でも、同じ色を重ねても、仕上がりの色味や白い部分の見え方が変わります。
さらに「乗算」も含めると、影などを塗るときにどれを選べばいいか迷いますよね。
この記事では、比較画像を使って、焼き込みカラー・焼き込みリニア・乗算の違いを手短に解説します。
そもそも乗算・焼き込みカラー・焼き込み(リニア)とは?
乗算:元絵の色と重ねる色を掛け合わせる合成するモードの1つです。
焼き込みカラー:元絵の色の暗い部分をさらに暗くしてコントラストを強める合成モードの1つです。コントラストとは、明るい部分と暗い部分の差のことです。ちなみに焼き込みには計算式があり、以下の通りに計算して色が出されています。
焼き込みカラーの計算式:1-(1-元絵の色)/(重ねた色)
焼き込み(リニア):元絵の色の明るい部分と暗い部分の両方を暗くする合成モードの1つです。
焼き込み(リニア)の計算式:1-((1-元絵の色)+(1-重ねた色))
実際に例を見てみましょう。

上の画像の通り、青い服にオレンジ色(青色の補色)を重ねました。乗算では青い服にオレンジ色が滲んだ色になり、夕日の表現などに使えそうです。焼き込みカラーでは元絵の服の青色や影がさらに暗くなりました。焼き込み(リニア)では元絵の明るい部分も暗くなるので全体的に暗い影に入ったような画像になりました。
重ねる色を補色ではなく、同系統の色を重ねるとどうなるのか?

青い服に明るい青色を重ねると、オレンジ色を重ねたときほど大きな変化は見られません。これは、元の青と重ねた色が、どちらも青の成分を多く含んでいるためです。合成後も青系の色が残るので、違いは主に明るさや鮮やかさに現れます。
まとめ
乗算・焼き込みカラー・焼き込みリニアは、どれも色を暗くする合成モードですが、色味や明るい部分への作用が異なります。乗算は元の色と重ねる色を掛け合わせ、焼き込みカラーはコントラストを強め、焼き込みリニアは明るい部分も暗くします。青い服にオレンジを重ねると違いが目立ちますが、同系統の色では青みが残り、変化が穏やかに見えます。生地の色や影の暗さ、白い襟の変化を比べ、描きたい雰囲気に合うモードを選んでみましょう。

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